何をするかより誰とするか
何をするかより誰とするか
お世話になっております。
代表の伊藤です。
私がまだ若い時は、仕事は内容重視で選択していました。
「どんな仕事をするのか、したいのか」です。
でも40歳を越えた頃からこの考えは全くなくなりました。
今は「どんな仕事をするのか、したいのか」ではなく、「誰と仕事をするのか、したいのか」です。
もう完全に"人"重視です。"人"が好きなんでしょうね。
一緒に仕事したい人と組めるなら内容は何でもいいです。
今お世話になっているプロジェクトでも、一緒に仕事がしたいと感じる人が沢山います。
お客様側にもベンダー側にも素敵な人が多いので、ひじょうに働きやすく、できればずっと仕事をしたいプロジェクトです。
私が一緒に仕事したいのは「本質的な会話ができる人」です。
一緒に仕事したくないのは「自分の保身ばかり考えている人」です。
基準はそれだけです。
でも相手に私が選ばれるかどうかはわかりません(笑)。
保身優先の人は一度話せばすぐわかるので、引き潮のようにさささーと気持ちが離れてしまいます。
例えばどんな仕事でも品質が求められますが、品質を上げるのに一番必要な事はチェックやテストをする前に「意識を合わせる」事が大事な活動になります。
実は、この意識を合わせるという活動は結構難しいものです。
但し、本音で会話できる関係になった人とは格段に意識が合わせやすくなります。
それが本当の事が言えなかったり、文書の文言ひとつで問題になったりする風土や環境になると何をするにも、いろいろと面倒臭い事になります。
こうなると仕事の目的や本質以外の事で多大な労力を使うようになります。これは正直無駄です。
本音が言い合える風土や環境には、保身や阻害要因がなく、必然的に本質的な仕事に集中できるようになるので、結果としていい仕事になりやすいと思うのです。
私は今までお世話になった現場で多くの素敵な人に出会えてきました。
これからも"人"重視でやっていきたいと思います。
また、そういう素敵な人達と楽しい時間を共有できれば最高です。